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暮らしに役立つ防災テクニック 第1回 我が家の防災マニュアルを作ろう!

災害に直面すると誰もが冷静な判断ができなくなりますが、日頃から家族で防災について話し合いルールを決めておくと、いざという時混乱やトラブルを避けることができます。家族で話合いながらマニュアルを作ることで、家族一人一人の意識が高まるばかりでなく、家族に合った防災対策が準備できます。マニュアルを作るにあたっては、災害が起こった後を想定して具体的な内容にするといざという時役立ちます。

目次

家族で話し合っておきたい
6つのこと

01家族との連絡方法を複数用意する

災害は被災地への電話が大量に殺到し、電話やネット回線が大変混雑しつながりにくくなります。 いろいろな方法で自分や家族の居場所が確認できるとそのような時も安心です。やり慣れないことを緊急時に初めてやるのは難しいので、平常時にどんなものか操作などをすることが必要です。

  • 家族で事前に決めた場所に張り紙 (家族だけがわかる場所)
  • 県外の親戚や友人を介したメッセンジャー
  • Twitter、LINEなどのSNS
  • 災害用伝言サービス

災害用伝言ダイヤル

NTT

メッセージの録音再生ができるサービス

※詳しくはNTTのホームページなどでご確認ください。

災害用伝言板サービス

携帯・PHS各社

安否情報を文字で登録・確認できます。

※詳しくは各社のホームページなどでご確認ください。

災害用音声お届けサービス

携帯会社各社

安否情報を音声で登録・確認できます。

※詳しくは各社のホームページなどでご確認ください。

02家族一人一人の身の守り方を事前に話し合う

いつ起こるかわからない災害。家族が一緒の時に起こるとは限りません。勤め先や学校などで災害にあった時どうするか、一週間の家族のスケジュールを確認しながら、状況に合わせた身の守り方を話し合っておくと安心です。

Point

マニュアルを作るときには、子供でもわかる具体的な対応を記載することが大切。まず何をする、それが無理なら次はこれ、など優先順位も明確にしておくとパニックになりやすい状況の中で素早く適切な動きができます。

03避難時にすべきことを実行順にリスト化する

いざ震災が起こった時は、誰もがパニック状態になってしまうため頭の中が真っ白になってしまうことも。すぐに対応しなければ危ないことや避難するためにしなければならないことなど、実行順にリスト化しておくと便利です。特に電気や火の始末は震災後の二次災害につながります。大切な我が家を守るためにもしっかり決めておきましょう。

Point

避難時に持ち出すべきものもしっかりリスト化。貴重な書類なども何を持ち出すか決めておきましょう。いつも飲んでいる薬はもちろん、避難時にお薬を調達する必要も出てくるのでお薬手帳も忘れずに!

04普段使っているもので災害時に使えるものもリスト化する

防災用品として特別に買い揃えなくても、家にあるもので必要なものをリストにしておくだけで十分。例えばランタンなども防災用ではなくて、ガーデン用のものやジョギング用のものなど普段使いができるものを用意しておくと、無駄がないばかりか使い慣れていることもあり非常時にもスムーズに使えます。

05困った時に助けを求める人一覧を作る

家族が建物の下敷きになってしまったなど緊急を要することもあるので、まず「1.隣に住む人 」や「 2.近くを歩いている人」などすぐに助けてもらえる人に最初に助けを求めましょう。リストには知人や親戚だけでなく、「3.避難所」や 「4.消防団の詰所」なども書き込んでおきましょう。 連絡の優先順は 「1」「2」「3」「4」の順です。

(1)隣に住む人 (2)近くを歩いている人 (3)避難所 (4)消防団の詰所
連絡の優先順

06家族全員がわかる避難先を決める

小中学校、公民館、高齢者施設など家族が通っていたり、場所がよくわかる施設を設定。設備や大きさ、衛生面も考慮して決めましょう。事前に家族で一度行ってみると災害時にもわかりやすく安心です。

Point

人が密集している場所でも具体的に集合場所を決めておけば、家族を早く見つけ出すことができます。 例えば〇〇小学校のバスケットのゴール下に朝の10時に集合。20分待っても会えなかったら午後3時に再集合!みたいに会えない時の対応も話しておくと安心!

ダウンロードして使える
「わが家の防災マニュアル」

いざという時の連絡先や家族で話し合って決めたことをまとめて書き込めるシートです。内容に沿って一度実践してみて、家族で使いやすい内容に調整してみましょう。ダウンロードしてご利用ください。

防災マニュアルシート

ファイル名わが家の防災マニュアル

ファイル形式PDF

監修

国崎信江

地震調査研究推進本部対策委員会、防災科学技術委員会、消防審議会など国や自治体の防災関連の委員を歴任。現在は講演活動を中心にテレビや新聞などのメディアに情報提供をおこなうほか、被災地において状況に合わせた迅速かつきめの細かい支援活動を続けている。主な著書に『決定版 巨大地震から子どもを守る50の法則』(ブロンズ社)『サバイバルブックー大地震発生その時どうする?』(日本経済新聞出版社)『マンションみんなの地震防災BOOK』(つなぐネットコミュニケーションズ)などがある。